2019年02月19日

スペルマの神に祈る


遠い昔、女のところに数日間だけ居候させてもらった事があった。
ぜんぜん色っぽい関係ではなくて知り合いの知り合いみたいな遠い知り合いだった彼女(だいぶ年上)のご好意で旅行中に宿代わりに雨露をしのがせてもらったのである。また、ちょうどその時期彼女にはストーカーっぽいのが居たのでぼくが数日でも出入りしていると安心だ、という彼女からの提案でもあった。
何事もなく2日が過ぎた。(当然ですよ)※余った部屋に寝袋で寝泊り。

俺は最終日にそこから足をのばしてソープ街へ行った。
何しろネットなど無い時代である。地元のペラペラな癖にたっかい風俗新聞をコンビニで威風堂々と買い込み路地裏で堂々と(こそこそ)情報を収集して戦った。口コミなんぞはないので予算と店の名前と雰囲気が決めてだった。うろ覚えだが『アラビアンナイト』的な名前の店だったと思う。まぁお店に行ったのは太陽の出ていた時間だったけどね、ああそんな事はどうでも良い。早い話が夕方4時までにINすればナイトタイムより随分お安く遊べたのだ。昼割だ。高級中華がランチタイムはお得なのと一緒だ。内容は大満足だった。
なにしろ若さも手伝いこの淡白野郎の俺をもってして3発も抜いた(抜かれた)のである。
当時は若かったので勃起サプリなどのドーピングも無しだ。
相手の嬢がまぁ頑張ってくれたんです。
ていうか昔はそういうプロ意識に優れた嬢が昔は多かったの。
90分で3発も抜くと達成感もすごくてね。思わず、すれ違う仕事帰りのサラリーマン1人1人に『よぉ社畜ども、今日もお仕事お疲れ、でもそんなんでお前の人生満足なん?』と声をかけたい気分だった。(刺されるぞ)

それは冗談だが家に帰り気分良く世話になった女性の部屋の片付けをして女性の帰りを待った。明日からまた俺は違う場所へ流浪する。目指すは北陸富山だ。なんやわからんがキトキトやぞ。

「おかえりなさい」(にこにこ
「、、、」(口角を少しだけ上げて微笑む女性
なにやら帰宅した女性の様子がおかしい。
どうも取引先でトラぶったらしく元気がない。とても凹んでいる。
俺はあまり人を元気付けるのは得意ではないタイプだが『気休め』を言わせたらなかなかの腕がある。得意なのは『例え話に気休めを絡ませた話に自分なりの同じような体験談をくっつけてその時にどう乗り切ったかを語ること』だ。その日もそれをやった。それがどうやらボロボロの彼女のココロに少しだけ刺さったようだった。


そんなんしてたら流れで彼女とセックスする事になってしまった。。
断れない雰囲気で誘われたのである。

ラッキー。

ラッキーじゃないよ、さっき俺3回抜かれてるし。むしろ魂すら抜けとるぐらいだ。
でも、女から誘わせておいて『さっきソープで3回抜いたからチンコ起たへんねん』では男が立たないではないか。正直この女性とはもう2度と会わないような気がする、でもさっきのソープ嬢の方が遥かに若くてボインちゃん(死語)だったのだ。それに正直俺は素人は苦手だ、だいぶ年上だし。(ちゅーかあんま素人と経験が無かった)

だがしかし、、


『スペルマの神よ!我にチカラを与えたまへ』

なんやしらんけどチンコが普通に起ちました。
中華食ったあとでも精進料理ならいけた、みたいな感じかもしれません。(失礼だぞお前)
まぁ大変下手糞な性交でしたけどなんとか格好だけはつけれたんです。

そして彼女の素敵なところはこの後、俺に対する態度がまるで変わらなかったところです。
よく居るでしょ?なかなかさせてくれなかった女の人がしちゃった次の日からイキナリ世話女房気取りになっちゃったりするパターンとか。彼女は普通に次の日ぼくを見送ってくれました。(手土産まで用意してくれて)むしろ俺が後ろ髪引かれたぐらいですよ。(女々しいのう)ていうかお前の性交がヘタだからどうでも良かったん(以下略

とにかく。

スペルマの神よ、ありがとうございました。(そんなん居るんかよ)


と、春が近いのでそんなエピソードを思い出して書きました。

たいちょうでした。


でわまた。。




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posted by 隊長 at 17:10 | Comment(14) | ウラ話

2019年02月01日

両刀使いの女。


俺はソープに居た。

『ご案内です。』
やけに身体が沈みこむソファに腰掛けた俺にそう低い声で店員は言ったが彼の顔色からはこの先の展開にあまり良い予感はしなかった。でも店員のその顔色は彼の今までの人生が刻まれているだけかもしれない、いやもしかしたら何か現状で個人的なトラブルを抱えているだけかもしれない、そう幾つか自分に言い聞かせるように思い直し俺はソファから立ち上がろうとした。両腕と両足に力を入れるとやけに身体が重たく感じる。
俺も少しばかり疲れているのかもしれない。



カーテンの向こうに割と目つきがキリッとした人が立っていた。
彼女が今日のお相手になる。ていうか相手してもらうのは俺の方なんだけどね。

一通りプレイが終わった。(端折り過ぎだろ)
いや、取り立てて凄いテクニックがある訳じゃないしさ。(俺にね)
語るほどのプレイでもないのよ。

ソープには通称『※勃起待ち』と呼ばれる1発終わったあとのトークタイムがあります。
※初めて聞いたし初めて言ったわ。
俺が割とこの時間を大切にしているのは賢明な読者の方はご存知だと思います。
(賢者状態で冷静に話ができるし)
ただここで何も引き出せないとホント無駄な時間になってまうんです。



すると彼女は話の流れで自分は『バイセクシャル』なんだと自分で言った。
話は俄然と興味深くなる。

「わたし男と女の違いってイマイチわかんないのよね。」
「正直割と誰とでも寝ちゃうしね。男とも女とも。」
ソープの四角い部屋のベッドに腰掛けて呟くように言った彼女は綺麗でもないし可愛くもない女だった。でも、かと言って彼女は魅力が無い女という訳でもなかった、時折見せる表情の変化や目線の使い方が素敵だった。その点については上手く表現できないのだけど。
彼女いわく自分の気に入った女性を口説くのはとても難しいのだけど『ある視点』から観察すると落とせる女というのが何となく分かるのだそうだ。

おいおい、それを俺に教えて欲しいわ。(そんな単純な観察じゃないみたいだけど)

なお、、ある程度気に入った男を誘うのは実に簡単だそうだw
だろうねw
そういう点、女として生きる上では男のセックスの相手探しはとてもイージーだと言っていた。まぁそりゃそうだよね。ちょっと魅力的な女の人に誘われたらするもんね、男は。

ちなみに、ちなみにだ。

「そういう人から見て俺ってどうかな?」
何を期待して聞いたのか自分でも分からないけど俺は彼女に尋ねていた。
できるだけカジュアルに。努めてクールに。
「そうね、プライベートで会ってたら1回なら、って感じかしら?」
彼女は眉間に少ししわを寄せて俺を少しだけ見ると片方の眉毛を少し上げて言った。

おいおい随分とお言葉だな。
なんやねん 『1回だけなら、』 って。俺だって1回でええわい。


そう言いながらもその日は2回しましたけど。(オチです)


でわまた。。


あなたの隊長でした。(悪いな、俺は誰のもンでもない)


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posted by 隊長 at 09:36 | Comment(10) | 風俗体験記