
「付き合ってくれないか!」
「でもあたし彼氏いるしぃ…」
あ、いかんいかん。怪獣のソフビで遊んでる場合じゃない。完全な現実逃避だ。
まぁこのブログ自体が現実逃避なんだけども。。
さて、真面目な話なんですがね。
☆
徳さんが死んだと風の便りで聞いたのです。
ただでさえ寒いのに、全く残念なニュースだ。でも今回は「お疲れ様でした」とつぶやいた。徳さんはかなりの高齢だしね。何十年も前から風貌が変わらないから何歳なのかはよく分からないけども。
まったく徳さんには世話になった。
いや徳さんの家族全員に、というところなのだけど…
徳さんはある沖合の小島で民宿を営む漁師だった。
付き合いは俺がクソガキの頃からだから30年ぐらいになるのかな。
徳さんは随分昔から言っていた、海の温度がおかしいから相当沖合まで行かないと魚がとれなくなったんだ、と。坊主の日もあるんだと。昔じゃ考えられない事だよ。あと…
「とにかく船のアブラが高けぇンだ…」
数年前、高齢のため民宿はもうたたむ事にした徳さんが漁から引き揚げてきた。その姿が俺の見た最期の徳さんの姿になってしまった。獲れた魚を見せてもらうと徳さんは「小魚ばっかだけやどなぁ。」と照れたように笑って煙草をふかしていたのを思い出す。
徳さんは別にその日は民宿に予約があった訳でもなく漁へ出ていたようだ。最後まで彼は漁師であったのだろう。逆に言えば漁の帰りを出迎える事ができた俺はとても幸運だったと思う。それが3年前の事かな。それ以来島には行ってない。徳さん以外の民宿に行く気にはなれなかったのです。
喪中の葉書が届いていて知った訳ですがそこには奥さんの字でこう書いてありました。
「時々、思い出してやってください」
沁みる…
時々ではなく思い出すよ。海を見る度に。
ちゃんと生きてちゃんと死んだ人を羨ましくも思う寒い日。
股。。
( ̄ω ̄)
男気感じる。
暖かい家族だねぇ。
愛だなぁ・・・愛。
全く知らん人だけど、たいちょに便乗。
トクさんのご冥福を祈らせていただきます。
普段の話とのギャップも堪らんです。いい意味で
34歳 既婚
えぇ。ありがとうございます。
どうしても書いておきたかったんです。
ありがとうございます。
?
それはアナルオナニーの事ですか、それとも俺の存在の事ですかね。良かれあしかれ見た人が素直に感じれば良いのだと思います。